この章では射出成形の手順・特徴・欠点や動作を詳しく説明します。
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まず実際の射出成形の映像を見てみましょう。
図をクリックすると動画が表示されます。
(動画を再生するにはMPEGビューワをPlug-Inする必要があります。
詳しくはCDに付いている資料をご覧ください。
プラグインのおすすめのページ [オーディオ/ビデオ関係のプラグイン一覧 (英語)]または[BrowserWatch - Plug-In Plaza! (英語)])
この映像は教材に使用するため、故意に安全弁を外し、扉を開いて撮影してものです。 通常、射出成形機の運転中は扉は閉まっています。 |
射出成形はプラスチック成形の代表的な成形方法です。成形品を低価格・高品質・短納期で作ることができるため、非常に多くの成形品の成形に用いられています。
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(1)シリンダ内で材料を溶かす | (2)型に材料を注入する | (3)冷やして成形品を取出す |
では、射出成形の動きとその役割について、スクリュー式射出成形機でもう少し詳しく説明していきましょう。
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型閉じ、型締め
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型を閉じるとき、勢いよく閉じると金型に衝撃を与え変形するため、2段階の型締め動作にしています。
また、まれに金型内に異物などが残る場合があり、そのまま高い圧力で型閉じを行うと金型を傷つけたり、破損することがあるので、その防止にもなっています。
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射出ノズルタッチ、射出
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溶融プラスチックを金型内に充填させる射出圧力のことを1次圧といいます。
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保圧、冷却、材料可塑化
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射出ノズル切り離し、型開き、成形品取出し
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